眼薬

2000年9月13日
 華岡青洲は後妻を貰ったのか、貰ってないのか、未だ気になる僕はネットでしらべてみることにした。
某ロボット型検索サイトで、”華岡青洲”と打ち込んで検索ボタンを押してみる。
HIT件数は、ぼちぼちと言ったところだが、どのページを見ても、そんな話は載っていない。
あきらめかけていたとき、面白そうなタイトルのページがあった。
それは「お酒と目薬」。
お酒に目薬を入れて飲むと、意識がもうろうとする、という噂を聞いたことがある。
昔からあるし、有名な噂なのだが、実際に女の子と飲みに行くときに目薬を持っていって……などという話はまったく聞かない。
以前、ネットでその話をしていると、お酒じゃなくてコーヒーじゃないの?といわれた。
コーヒーに目薬、という噂も存在するようだ。
他には、昔の目薬にはそういう成分が入っていたが今のにははいっていない、や、目薬を一個まるまる入れる位じゃないときかない、等その噂にまつわる噂を聞いたことがある。
果たして、その噂の話しなのかを確かめるべく、そのページに飛んでみると……。
まさにその話だった。
作者が眼鏡店で勤務する傍ら眼科で検査員をするというような方なので信用もおける。
 そこに書いてあることを要約すると以下のようになる。

 今の目薬にその能力は無いが、噂の根拠となるようなものが昔の目薬にはあった。
スコポラミンという神経麻痺剤がはいっていたのだ。
ちなみにそのスコポラミンを朝鮮朝顔から抽出し、麻酔薬として完成させたのが華岡青洲だったのだ。その記述があったから、華岡青洲で検索してHITしたようだ。
そして、何故目薬にそのような麻痺剤が入っていたかというと、このスコポラミン、副交感神経を麻痺させ瞳孔を拡散させることにより、瞳を大きくきれいにみせるという効果があったからだ。
とはいえ、やはり麻痺剤なので危ないことには違いはなく、今の目薬には入っていない。
よって、酒に混ぜようがコーヒーに混ぜようが効果はない。

 ということでした。
なんだ、噂は所詮、噂だったのか……。

 今日の後味の悪い川柳
”野良猫が 死ぬ瞬間に 僕を見た”

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